木製品の塗装はなぜ必要?富山県の気候と木製品の劣化の関係、長持ちさせるポイント

木製品は自然な風合いとや温かみがあり、住宅や外構でも人気がります。
特に、ウッドデッキ・木製フェンス・木張り外壁などはデザイン性が高く、住宅の印象を大きく左右する部分です。

しかし木材はデザイン性が高い一方で、紫外線や雨、湿気の影響を受けやすい素材です。
定期的な塗装やメンテナンスを行わないと劣化がすすみやすくなります。

特に富山県は湿気や降雪が多い地域であり、木製品にとっては厳しい環境となります。
このコラムでは、木製品の塗装が必要な理由や、富山の気候による影響、塗装を行うメリットについて詳しく解説したいと思います。

木製品塗装 ウッドデッキ塗装

【木製品はなぜ劣化するのか】
木材は自然素材のため、外部の環境の影響を受けやすいという特徴があります。
特に屋外に設置されている木製品は、以下のような原因で劣化します。

➀紫外線による劣化
紫外線を長期間うけると、木材の表面の成分が分解されます。
その結果、色褪せ・表面の乾燥・ひび割れ・ささくれ、などが発生します。

塗装されていない木材は、数年で灰色に変化することもあります。

➁雨や湿気による腐食
木材は水分を吸収しやすい素材です。
湿気や雨を繰り返し吸収すると、膨張と収縮・反り・腐食・カビ・コケの発生につながります。

特に日当たりが悪い場所や風通しの悪い場所では、水分が乾きにくいため劣化が進みやすくなります。

➂シロアリなどの害虫被害
湿気を含んだ木材は、シロアリや木材外注の被害を受けやすくなります。
腐食が進んだ木材は強度が低下するため、ウッドデッキが沈む・フェンスがぐらつく・外壁材が痛む、などのトラブルにつながる可能性があります。

【富山の気候は木製品が劣化しやすい】
富山県の気候は、木製品にとって厳しい気候条件が揃っています。

富山は年間を通して湿気が多いです。
特に梅雨時期や冬場は湿気が多く、木材が水分を含みやすい環境にあります。
湿気が多い状態が続くと、、、
木材内部に水分がたまる・カビやコケが発生しやすくなる・腐食が進む、といったリスクが高まります。

【冬場の雪や雨の影響を受けやすい】
富山では冬季の降雪量が多く、雪が長期間残ることがあります。
木製品の上に雪が積もると、水分が長時間接触する状態になります。
また、雪解け水の影響で木材が常に湿った状態になるケースも少なくありません。
この環境は、木材腐食・塗膜の剥がれ・カビ発生を引き起こしやすくなります。

【夏場は紫外線と高温の影響も受ける】
富山は湿気が多い一方で、夏場は気温が高く日差しも強くなります。
紫外線と熱によって木材表面が乾燥し、色褪せ・ひび割れ・塗膜劣化、が進みます。

つまり、富山の木製品は、湿気・雨・雪・紫外線の全ての影響を受けるやすい環境にあるといえます。

【木製品に塗装を行う重要性】

“木材を水分から守る”
塗装には、防水性を高める役割があります。
塗膜によって木材への水分浸透を抑えることによって、腐食防止、カビ防止、コケ防止、につながります。
特に富山のように湿気が多い地域では、塗装による保護が重要です。

“紫外線から木材を保護する”
塗料には紫外線を軽減する効果があります。
紫外線による木材表面の分解を抑えることで、色褪せ・ひび割れ防止、表面の劣化の軽減を期待できます。

“木製品の寿命を延ばせる”
塗装を定期的に行うことで、木材自体の劣化スピードを抑えることができます。
結果として、ウッドデッキやフェンスの交換、外壁張り替え、といった大規模工事を遅らせることができます。

メンテナンスを行わず放置した場合、塗装だけでは対応できず交換工事が必要になるケースもあります。

【木製品ごとの劣化の症状】
ウッドデッキの劣化
・色褪せ
・表面のささくれ
・腐食
・床の沈み
・カビやコケ
特に雨が当たりやすい場所は劣化速度が速くなります。

木製フェンスの劣化
木製フェンスは両面から雨風を受けるため、劣化しやすい部分です。
・反り
・割れ
・塗膜の剥がれ
・支柱の腐食
地面に近い部分は特に湿気の影響を受けやすくなります。

木張り外壁の劣化
木製外壁は住宅の雰囲気を左右する一方で、定期的なメンテナンスが必要です。
・黒ずみ
・変色
・割れ
・雨染み
・木材の腐食
放置すると内部まで水分が浸透し下地まで痛む可能性があります。

【木製品の塗装時期の目安】
木製品は一般的に3~5年前後でメンテナンスを検討するケースが多いです。
ただし、使用している木材、塗料の種類、設置環境、日当たり、などによって劣化速度は変わります。

以下の症状が出た場合は塗装のサインです。
・色褪せをしている
・水をはじかなくなった
・木が白っぽくなった
・ひび割れがある
・カビやコケが生えてきた
・表面がささくれている

早めに塗装を行うことで、木材本体の痛みを抑えやすくなります。

【木製品塗装で重要なポイント】

“木材に適した材料を使う”

木製品には木部専用塗料を使用します。
木製品に使用する塗料には、大きく分けて以下の種類があります。

➀浸透型塗料
木部内部へ浸透して保護する塗料です。
木目を活かしやすく、自然な仕上がりになります。
塗膜をほとんど作らないため剥がれにくい反面、防水性は比較的控え目です。

特徴
・木目を活かしやすい
・剥がれにくい
・メンテナンスしやすい
・防水性はやや低め

➁半造膜型塗料
木材へ浸透しながら表面にも薄い塗膜を形成するタイプです。
浸透型と造膜型の中間的な特徴を持っています。
木目をある程度残しながら、防水性や耐久性を高められるため、現在は多くの木塗装で採用されています。

特徴
・木目をある程度残せる
・防水性と耐久性のバランスが高い
・浸透型より保護性能が高い
・劣化が進むと部分的な剥がれが起こる場合がある

➂造膜型塗料
表面にしっかり塗膜を作るタイプです。
防水性や耐久性は高いですが、経年劣化によって塗膜の剥がれや膨れが発生する場合があります。

特徴
・防水性が高い
・耐久性が高い
・表面保護性能が高い
・剥がれや膨れが起こる場合がある

実際の現場では、木製品ならではの木目を活かすため半造膜型、浸透型の塗料を使用することが多いです。
それぞれの塗料のメリット・デメリットがあるので、丁寧な説明とご希望に沿ったご提案をこころがけています。

“適切な下地処理”

木製品は特に下地の処理が非常に重要となります。
・古い塗膜の除去
・汚れ除去
・カビの除去
・ケレン作業
これらを適切に行わないと塗料の密着が悪くなります。

自然素材である木製品を長く使用するためには、定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。
デザイン性が高い木製のフェンスやウッドデッキ、外壁を長く楽しむためにも劣化の放置はせず、適正時期に塗装を行うことおおすすめします。

愛富では木製品の塗装も取り扱いしております。
木製品の塗装時期でお悩みの方や、どこに頼めばいいかわからない方は一度お気軽に愛富にご相談ください。
富山県の塗装のことなら愛富にお任せください。