職人直営店の外壁塗装の手順を解説。工事の流れ・期間・注意・を詳しく紹介

建築塗装愛富 外壁塗装
足場設置 住宅塗り替え

外壁塗装は、住宅の美観を整えるだけではなく、建物を雨風や紫外線から守る大切なメンテナンスです。
しかし、初めて塗装工事を行う場合「どんな流れで工事が進むのか」「何日くらいかかるのか」「どんな作業をするのか」がわかりにくい場合も多いです。

この記事では、外壁塗装の基本的な手順を詳しく解説していきます。
各工程の目的や注意点、工事期間の目安までわかりやすくご紹介しますので、これから外壁塗装を検討されている方は是非参考にしてください。

【外壁塗装の基本的な流れ】
一般的な戸建て住宅の外壁塗装は、以下の流れで進みます。

1.現地調査・見積り
2.契約・色決め
3.近隣への挨拶
4.足場設置
5.高圧洗浄
6.養生作業
7.下地補修
8.下塗り
9.中塗り
10.上塗り
11.付帯部塗装
12.点検・手直し
13.お客様との仕上がり確認
14.清掃・足場解体
15.引き渡し

それぞれの工程を詳しく解説していきます。

1.現地調査・見積り
最初に行うのが現地調査です。
建物の状態を確認し、以下のような項目をチェックします。
・外壁のひび割れ(クラックの有無)
・チョーキング現象
・コーキングの劣化
・塗膜の剥がれ
・カビやコケの発生・屋根や付帯部の状態

現地調査を行うことで、必要な補修内容や適切な塗料の種類が判断できます。
愛富では、一級塗装技能士の資格を持った職人が現地調査を行い、建物の状態に合った適切な補修と塗料の選定を行います。
また、外壁塗装の見積では、塗装面積・使用塗料・施工内容・保証内容などを細かく確認することが必要です。

2.契約・色決め
見積りの内容に納得できた場合は、契約を行います。
その後、外壁の色決めに入ります。

色選びでは以下の点を確認すると失敗を防ぎやすくなります。
・汚れが目立ちにくい色か
・周囲の住宅と調和しているか
・屋根との相性
・日当たりによる見え方
・色見本と実際の印象の違い

現場では色の相違が起こりやすいです。
愛富では、カラーシュミレーションの使用、見本は大きめの見本を使用、全体塗装前に試し塗りをして色の確認などを行っています。
面積効果にも十分留意し、思っていたのとちがうな、、、という食い違いのない色のご提案を心がけています。
また、職人だからこそできる、劣化の仕方をみて、経年劣化をしても長く綺麗に見えやすい色という視点でのお色味のご提案も行っています。

3.近隣への挨拶
外壁塗装工事では、足場設置や高圧洗浄の音、塗料の臭いなどが発生します。
そのため、工事前には必ず近隣住宅へ挨拶を行います。
事前に説明することで、近隣トラブルの防止につながります。
当店では、工事前に担当職人が説明用紙を持って近隣の方へ挨拶に伺います、お客様ご自身で挨拶まわりへ行く必要はありませんので、ご安心ください。

4.足場設置
安全に作業を行うため、まず足場を設置します。
さらに塗料の飛散防止のため足場にメッシュシートも取り付けます。
足場は通常1日程度で設置が完了します。
足場の設置の日は在宅していただけると安心です。

5.高圧洗浄
住宅高圧洗浄 塗装前の洗浄
塗装前には高圧洗浄といって塗装部位を洗います。
外壁には、ホコリ・排気ガス・カビ・コケ・古い塗膜・汚染物質などが付着しています。
これらを除去せずに塗装をすると、密着不良を起こし早期剥がれの原因となります。
窓のサッシ部分などの洗浄時に水が入ってくることもあるため高圧洗浄の日も在宅していただくと安心です。

6.養生作業
塗装しない部分や汚れてはいけない部分をビニール等で保護する作業です。
以下の箇所を養生します。
・窓
・玄関
・車
・植木
・エアコンの室外機
・床面
養生を丁寧に行うことで、塗料の飛散による汚れの防止はもちろん、サッシと外壁の境目など綺麗なラインをつくるためにも丁寧な養生作業が必要です。

7.下地補修
塗装では塗る前の下処理が非常に重要です。
代表的な補修内容は以下の通りです。

“ひび割れ補修”
クラックとよばれるひび割れを補修します。
放置すると雨水の侵入の原因になります。

“コーキング補修”
外壁では、目地部分のコーキング補修を行います。
古いコーキングを撤去して打ち替える方法が一般的です。

“ケレン作業”
鉄部や木部の古い塗膜やさびを除去する作業です。
塗料の密着性を高める役割があります。

どれだけ高機能な塗料を使用したとしても、下処理が不十分だと耐久性は低下してしまいます。

8.下塗り
塗装工事 材料作り
下塗り 
下塗りは、外壁と上塗り塗料を密着させるための重要な工程です。
下塗り材には以下の役割があります。
・密着性向上
・下地強化
・塗料の吸い込みを防止
・仕上がり改善
劣化状況により下塗り材は、男性フィラーやシーラーなどを使い分けます。

9.中塗り
中塗りは仕上げの塗料をまず1回目塗装します。
塗膜に厚みを持たせ、耐久性を確保する役割があります。
中塗りを省略してしまうと、塗膜の厚みを出せず塗料メーカーが想定する機能を発揮できなくなる可能性があります。

10.上塗り
外壁塗装 上塗り 戸建て住宅塗り替え

上塗りは仕上げの工程です。
中塗りと同じ塗料を塗り重ねることで、均一な塗膜を形成します。
防水性、耐久性、低防汚性、遮熱性、防カビ性を発揮するために重要な工程です。

11.付帯部塗装
付帯部の塗装もある場合、上塗り後に行うものもあります。
軒天、破風、庇などは下塗り後に行う場合などもあります。
住宅の作りや工事の工程により塗装のタイミングは変動します。気になることがあれば職人さんに質問してみるのも良いと思います。
付帯部も紫外線や雨風にさらされ劣化するため、外壁季と同時に塗装することで建物全体の耐久性の向上につながります。
また、付帯部と外壁、屋根など1度に塗装工事を行うと足場の設置が1度で済むためコストを抑えることもできます。

12.点検・手直し
塗装完了後は最終点検を行います。
塗り残し、色ムラ、塗料飛散、仕上がり不良、補修漏れをチェックします。
問題があれば手直しを行います。

13.お客様との仕上がり確認
足場を解体してしまうと、足場解体後に気になるところが出てきた場合、なかなか直しづらい場所もでてきます。
愛富では、最終確認をお客様と一緒に行いますので、しっかり施工後の状態を確認していただけます。
仕上がり確認の日もご在宅していただくことをお願いしています。
気になることがある際はなんでもご相談ください。

14.清掃・足場解体
最終確認が終了したら、足場を解体します。
その後敷地内の清掃を行い、工事完了となります。
飛散した塗料での汚染やごみなどが残っていないか確認します。

15.引き渡し
施工内容をご説明し、保証書などをお渡しして引き渡しとなります。

【外壁塗装工事の工事期間はどのくらい?】
一般的な戸建て住宅では、約10~14日程度の工事期間となります。
ただし、建物の大きさ・劣化状況・天候・使用塗料・屋根や付帯部塗装の有無などによって変動します。
雨天時は作業が中止になる場合もあります。

【外壁塗装で重要なのは“下地処理”と“適切な施工”】
外壁塗装は、単に塗料を塗るだけでは十分ではありません。
下地処理を適切に行うこと、塗料メーカーの施工基準を守ることが、特に重要です。
これらが守れらていないと、早期の剥がれや膨れなどの施工不良につながる可能性があります。
価格だけで判断せず、施工内容や実績、保証内容まで確認して業者選びを行うことが重要です。

業者選びのポイントについてはこちら

外壁塗装工事は、建物を長持ちさせるために欠かせないメンテナンス工事です。
それぞれの工程には重要な役割があり、丁寧な施工が外壁塗装の耐久性を左右します。

【最後に】
塗装工事は見積だけではわからない部分も多くあります。
実際に施工する職人の経験や施工品質によって、仕上がりや耐久性に差が出ることもあります。

現代は情報社会であり、お客様自身が職人や施工内容を選べる時代になりました。
だからこそ、価格だけではなく、『安心してまかせられるかどうか』を大切にしていただければと思います。

外壁塗装は決して安い工事ではありません。
信頼できる職人へ依頼し、後悔のない塗装工事を行うことが大切です。